4月は、給与改定(昇給等)が良く行われる時期です。
今年の給与改定の参考として、昨年の状況を確認してみましょう。
2024年10月に、賃金引き上げ状況に関する調査結果が発表されました。
ここではその結果から、産業別に2024年の賃金改定状況をみていきます。
引き上げ割合は91.2%
2024年は以下の通りとなっていました。
① 1人平均賃金を引き上げた 91.2%
☆この割合は、過去最高の数字です。
② 1人平均賃金を引き下げた 0.1%
③ 賃金改定を実施しない 2.3%
④ 未定 6.4%
産業別の状況
① 引き上げた割合をみると、
電気·ガス·熱供給·水道業が100%となり、
建設業、製造業、金融,保険業も95%を超えました。
② 改定を実施しない割合は、
運輸業,郵便業が10%を超えました。
地域別最低賃金を1,500円にする政府目標など、賃上げの機運が高まる中、
今後も大幅な賃金の改定が続くものと思われます。
不明な点がございましたら、担当者及び弊所スタッフまでご連絡下さい。
文責:野 慎一郎
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